


代表 松村が
小山薫堂さん、宇賀なつみさんが
お届けしている
ラジオ Sunday’s POST
に出演致しました。
ラジオリンク
お世話になっている方に向けての手紙は以下になります。
長い付き合いになるけれど、こうして改めて手紙を書くのは少し気恥ずかしいものですね。でも、せっかくの機会なので、あなたへの思いを綴ってみようと思います。
初めてあなたとしっかり向き合ったのは、私が二十代前半の頃でした。どう接していいのかわからず、その深い色と、心を引き締めるような香りに圧倒され、ただ苦い思い出ばかりが残っています。
でも、時間が経つにつれて、あなたのことを少しずつ理解し、その奥深さを知るうちに、気がつけばすっかり魅了されていました。今では、あなたは私の人生に欠かせない存在です。あなたがいなければ、大切な友人や世界とのつながり、過ぎ去った思い出さえも、どこか遠く感じられる気がします。
あなたが遠い異国からやって来たと知ったときは、少し驚きました。あまりにもこの国に馴染んでいて、今や日本の象徴のような存在になっているからです。
日本に来た当初は、お坊さんたちと過ごすことが多かったと聞いています。時には、武将たちの交渉の場に同席することもあったとか。その後、多くの民衆と触れ合い、深く愛される存在になりましたね。一時は人気が陰る時代もあったと聞きますが、今では日本初の大スターとして世界中で愛されています。
私も、そんなあなたと関わる身として、とても誇らしく思っています。
先日旅先で、あなたの名前がついた食べ物をたくさん見かけましたよ。チョコ、そば、ラーメン、たこ焼き、餃子、さらにはビールまで!あなたらしさがあるかと聞かれたら少し微妙ですが、それもまた、あなたがどれほど愛されているかの証でしょうね。
今はちょうど八十八夜を迎える時期。今年もまた、新しいあなたに出会う準備が始まっています。11月には、素敵でフレッシュなあなたと再会できるのを楽しみにしています。
長い付き合いなのに、いつも新しい顔を見せてくれるあなた。これからも、ずっと仲良くしていきたいです。あなたと過ごす時間が、これからの私の人生をより豊かにしてくれることでしょう。
抹茶、本当に、いつもありがとう。
松村宗亮より